数年前、 SNSや動画でよく見ていました。
「20代のうちは貯金するな」
「若いうちは経験にお金を使え」
「貯金なんて30代からでいい」
当時の僕は、 この言葉にかなり救われました。
正直、 ちょっと安心したんです。
だって、 お金を残せていなかったから。
周りと比べると貯金少ない。
将来不安。
でも、 今しかできないこともある。
だったら使っていいのかもしれない。
経験になるなら、 全部無駄じゃない。
そんな風に思っていました。
だから、
少しずつ使うことへの抵抗が減っていきました。
遊ぶ。
出かける。
欲しいもの買う。
人付き合いにも使う。
正直、
その時間自体を後悔しているわけじゃありません。
でも今振り返ると、
一つだけ苦しくなったことがありました。
それは、 使ったことじゃなく、 「使っても安心できない状態」を作っていたことでした。
この記事では、 20代は貯金するなを信じていた頃に感じた違和感と、 今だったらどう考えるかを書きます。
なぜ「20代のうちは貯金するな」という言葉に惹かれたのか
今思うと、
僕は贅沢したかったわけじゃありませんでした。
安心したかったんだと思います。
貯金してない自分を、 正当化したかった。
頑張って働いてる。
節約ばかりも嫌。
人生楽しみたい。
その時に、 「若いうちは使え」 って言葉はかなり魅力的でした。
しかも、 間違ってる感じもしない。
経験って大事。
人付き合いも大事。
思い出も大事。
全部本当だと思います。
だから余計に難しい。
使う理由って、 意外と簡単に作れるからです。
経験になる。
せっかくだから。
今しかない。
若いうちだけ。
そうやって、
少しずつ「残さない理由」が増えていきました。
使ってみて気づいたのは、思ったより自由じゃなかったこと
ここ、 少し意外でした。
もっと使ったら、 自由になると思っていました。
でも実際は逆でした。
使う
⇓
お金減る
⇓
残高気になる
⇓
次の給料日考える
⇓
また不安になる
結局、 頭の中ずっとお金でした。
別に極端な浪費じゃありません。
普通です。
普通に生活して、 普通に楽しんで、 普通に使っていただけ。
でも、 残る安心が少ないと、 意外と自由じゃない。
旅行行っても、 帰ったあと残高見る。
楽しんだはずなのに、 どこか不安。
これ、 思っていた自由と違いました。
そこで少しずつ気づきました。
経験を増やしたかったんじゃない。
本当は、 安心しながら経験したかったんだと。
後悔したのは、お金を使ったことじゃなかった
ここは少し誤解されたくないです。
僕は、
使ったこと全部を後悔しているわけじゃありません。
楽しかった時間もあります。
人と会った時間もあります。
経験してよかったと思うこともあります。
後悔したのは、
全部どっちかに寄せようとしたことでした。
使うなら全部使う。
貯めるなら全部貯める。
極端でした。
でも実際は、 どっちかだけだと苦しかったです。
使っても、 少し残る。
残しても、 少し使う。
これくらいの方が、 ずっと気持ちがラクでした。
将来不安から使ってしまう感覚がある人は、 将来が不安でお金を使ってしまう人へ|「使うと安心する」の正体とやめ方 も近い内容かもしれません。
今の僕なら、「20代は貯金するな」をこう解釈する
もし今、 誰かに聞かれたら、 こう答えると思います。
20代のうちは、 全部貯金しなくていい。
でも、 全部使わなくてもいい。
これです。
若いうちの経験って、 本当に価値があると思います。
でも、 安心まで全部削る必要はない。
お金って、 使うためにも必要だけど、 安心するためにも必要でした。
だから今は、 経験か貯金かじゃなく、 両方残る形を考えるようになりました。
完璧じゃないです。
今でも迷います。
でも昔みたいに、
「今しかない」で全部使うことは減りました。
まとめ|20代のうちは貯金するなは、本当でもあり危険でもあると思った
「20代のうちは貯金するな」
この言葉、 全部間違いとは思いません。
経験は大事です。
使った時間が無駄とも思いません。
でも、 使っても安心できない状態で使い続けるのは、 思っていたより自由じゃありませんでした。
だから今の僕なら、 こう考えます。
- 経験にも使う
- 安心も少し残す
- 全部どちらかにしない
もし今、 使うか貯めるかで迷っているなら、 正解を探すより、 自分が苦しくないバランスを探してみてもいいかもしれません。
もっと根本から、 20代のお金の使い方や貯金できない理由を整理したい人は、 貯金できない20代の原因と解決法|心理・習慣から立て直す完全ガイド も読んでみてください。
