見栄でお金を使ってしまう人へ|「普通」に合わせようとして苦しくなる理由

浪費癖・無駄遣い


飲み会の帰り道、 駅まで歩きながら急に不安になる瞬間がありました。

別にその日、
特別贅沢したわけじゃないんです。

みんなと同じ店に行って、同じように飲んで、 同じように笑って帰っただけ。

でも家に帰って、 財布の中身とか、 カードの利用額とか、 来月の引き落としを思い出した瞬間、 急に現実に戻る。

「今月もまたギリギリかもしれない」

社会人になってから、
こういう感覚が何回もありました。

当時の僕は、
自分が“見栄でお金を使っている” なんて思っていませんでした。

ブランド物を買い漁っていたわけじゃない。 高級店ばかり行っていたわけでもない。

ただ、 「普通の社会人」から外れたくなかったんです。

・周りと同じくらいの服
・周りと同じくらいの付き合い
・周りと同じくらいの生活

でも、 その“普通”に合わせようとするほど、 少しずつお金も気持ちも苦しくなっていきました。

この記事では、 見栄でお金を使ってしまう人が、 なぜ苦しくなりやすいのか。

そして、どうすれば少しラクになれるのかを、 僕自身の感覚も含めて整理していきます。

見栄でお金を使ってしまう人は、「すごく見られたい人」ではないことが多い

昔の僕は、
「別に見栄なんて張ってない」 と思っていました。

でも今振り返ると、
かなり周りを気にしていたと思います。

例えば、 飲み会で一人だけ安いメニューを選ぶのが少し嫌だった。

周りが新しいスマホに変えていると、
自分の古いスマホが急に気になった。

友達が旅行へ行っているのを見ると、 「自分もちゃんと遊ばないと」
みたいな焦りが出る。

こういう感覚って、 たぶんかなり普通なんです。

だから厄介でした。

自分の中では、 “浪費”ではなく、
“普通に合わせているだけ” だからです。

でも、 その「普通」が積み重なると、
想像以上にお金が減っていきます。

しかも、 本人には無駄遣いしている感覚があまりない。

ここがかなり怖いところでした。

「普通の社会人」でいようとするほど、お金が減っていった

社会人になると、なんとなく“普通ライン”みたいなものが見えてきます。

・このくらいの服装
・このくらいのスマホ
・このくらいの交際費
・このくらいの外食

もちろん、 誰かに強制されているわけではありません。

でも、 周りを見ていると、 自然と感覚が引っ張られていく。

特にしんどかったのは、 「節約してる感じ」 を出したくなかったことです。

本当は余裕ない。

でも、

  • 飲み会を断りづらい
  • 安い店ばかり提案しづらい
  • ボロボロの財布を使い続けづらい
  • “お金ない感”を出したくない

そういう気持ちがずっとありました。

だから、 「まあこれくらい普通か」 でお金を使ってしまう。

でも、
その“これくらい”が毎月積み重なる。

そして月末になると、 また残高を見て焦る。

この繰り返しでした。

見栄の支出って、「満足感」がかなり短い

見栄で使ったお金って、 その瞬間は安心します。

・周りから浮かない
・ちゃんとして見える
・普通でいられる

でも、 満足感はかなり短いです。

例えば新しい服を買っても、 数日経つと慣れる。

飲み会でお金を使っても、 翌日にはカード利用額だけが残る。

しかも、
周りとの比較って終わりません。

SNSを開けば、
また別の“普通”が流れてくる。

・旅行
・外食
・ブランド
・同年代の生活

それを見るたびに、 「自分もちゃんとしないと」 みたいな感覚が出てくる。

SNSで他人と比べてお金を使ってしまう感覚がある人は、 SNSで他人と比べてお金を使ってしまう人へ|「自分も買わなきゃ」の正体と対処法 もかなり近い内容だと思います。

本当は余裕がないのに、“普通”を維持しようとするとかなり苦しい

ここが一番しんどいところでした。

収入や生活状況って、 本当は人それぞれ違います。

でも当時の僕は、 そこをちゃんと見れていませんでした。

「みんな普通にやってるし」 で判断していた。

でも実際は、

  • 手取り
  • 家賃
  • 固定費
  • 貯金額
  • 実家か一人暮らしか

全部違います。

なのに、 周りと同じ感覚で使っていると、 簡単にオーバーする。

特に一人暮らしになってからは、 かなり苦しくなりました。

・家賃
・食費
・ 光熱費
・日用品
・スマホ代

普通に生活してるだけで、 思った以上にお金が減る。

そこに、 「普通の社会人っぽくいたい」 支出まで重なる。

そりゃ苦しくなるよな、 と今なら思います。

見栄でお金を使いやすい人が、最初にやるべきこと

① 「これは本当に自分が欲しいのか」を一回だけ考える

見栄の支出って、 “欲しい”より、 “合わせたい” で動いていることがかなり多いです。

だから僕は、 買う前に一回だけ、

「これ、自分が本当に欲しいのかな」

を考えるようにしました。

すると、 「周りが持ってるから」 だけの支出が結構見えてきます。

② 「普通」の基準を周りに置かない

これかなり大事でした。

周りを基準にすると、 終わりがありません。

誰かが旅行へ行けば焦るし、
誰かが新しい物を買えば欲しくなる。

でも、
その人の収入や状況って見えません。

だから、 “周りの普通” じゃなく、 “自分が苦しくない基準” を作った方がラクです。

③ 「浮かないための支出」を整理する

これはかなりおすすめです。

例えば、

  • 断りづらい飲み会
  • なんとなく買う服
  • 周りに合わせた出費
  • 見栄っぽい外食

ここを一回整理してみる。

すると、 「本当に必要だった支出」 と、 「空気に合わせていた支出」 がかなり分かれてきます。

見栄を完全になくすより、「苦しくならないライン」を作った方がラクだった

正直、 見栄を完全になくすのは難しいと思います。

僕も今でも、
周りが気になる瞬間はあります。

でも、 昔みたいに“普通に合わせ続ける” ことは減りました。

・無理な飲み会は断る
・本当に欲しいものだけ買う
・周り基準で使わない

これを少しずつやるだけでも、 毎月のギリギリ感はかなり変わりました。

見栄って、 悪い人間だから出るわけじゃないと思います。

ただ、
「普通でいたい」 気持ちが強いだけ。

でも、 本当は余裕がない状態で、 その“普通”を維持し続けると、 かなり苦しくなります。

まとめ|「普通」に合わせようとするほど、お金も気持ちも苦しくなりやすい

見栄でお金を使ってしまう人は、 「すごく見られたい人」 とは限りません。

むしろ多いのは、

  • 浮きたくない
  • 普通でいたい
  • 周りに合わせたい

こういう感覚です。

でも、 本当は余裕がない状態で、 “普通ライン”を維持し続けると、 少しずつ苦しくなっていきます。

だからまずは、

  • 本当に欲しい支出かを見る
  • 周り基準で使っていないか考える
  • 空気に合わせた支出を整理する

ここからで十分です。

もっと根本から、
「なぜお金が残らないのか」
「お金の使い方全体をどう立て直すか」 を整理したい人は、 貯金できない20代の原因と解決法|心理・習慣から立て直す完全ガイド もあわせて読んでみてください。

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