なぜ僕は「資産1000万円」を目指すのか
お金に関する悩みは、ずっと僕の中にありました。
「気づけば給料が消えている」「今月こそ貯めようと思っても続かない」「急な出費があるとすぐ不安になる」—そんな繰り返しの中で、どこか心が落ち着かないまま日々を過ごしてきました。
でも、ある日ふと思ったんです。
“もし自分に、どんな時でも安心できるお金の基盤があったら、人生の選択ってもっと自由になるんじゃないか?”と。
そこから、僕の中で「資産1000万円」という目標が生まれました。
■ 貯めきった“自信”を持ちたい
1000万円という数字自体には、特別な意味があるわけではありません。
でも、自分でその金額を積み上げられたら、それは「浪費癖だった自分を乗り越えた証」になると思っています。
これまで僕は、衝動買い・課金・FXの損失…そういった“短期的な欲”に振り回されてきました。
目の前の快楽を優先して、未来の安心を後回しにしていた。
けれどその結果、いつも後悔して、自己嫌悪に陥ることの繰り返しでした。
だから僕にとっての1000万円は、「お金」よりも「自分との約束を守れる人間になる」という意味の方が大きいです。
“ちゃんと積み上げられた”という実感こそ、これからの人生で一番の財産になる気がしています。
■ 配当株で“安心して増える”を体感したい
もう一つの理由は、「お金を増やす力」を身につけたいからです。
今の時代、貯金だけではお金はほとんど増えません。
でも、投資という言葉にはどうしても怖いイメージがつきまとう。
僕自身、FXで失敗した経験があるので、「リスクを取ること=怖い」という意識が染みついていました。
そんな中で出会ったのが配当株投資でした。
企業の利益の一部を“定期的に受け取る”という仕組みは、まるでお金が自分の代わりに働いてくれるような感覚です。
短期的な値動きに振り回されるFXとは違って、長期的な成長を見守ることで心が落ち着く。
“複利で少しずつ増やしていく”という考え方は、僕のように焦りがちな性格にも合っていました。
最初は小さな金額からでもいい。
配当金が数百円でも口座に入ってくると、「ちゃんと自分の選択でお金が動いてる」と感じられる。
その小さな実感を積み重ねていくうちに、「浪費ではなく、資産を育てる」ことに楽しさを見出せるようになってきました。
■ 1000万円が“ゴール”ではなく“土台”
もちろん、資産1000万円を持っていても、働かなくていいわけではありません。
生活費として考えれば、それだけで一生安心できる金額ではない。
でも、僕が目指すのは“安心して挑戦できる土台”です。
例えば、1000万円を年利4%の配当株で運用できれば、年間40万円の配当。
月に換算すると3万円ちょっと。
決して大金ではないけれど、家賃の一部や生活費の一部を「お金が稼いでくれる」という状態は、心の安定感がまるで違う。
そしてその安定があれば、
・副業やブログの挑戦にも心の余裕を持てる
・将来の不安に押しつぶされず、長期的な目線で動ける
・“お金に追われる人生”から、“お金を育てる人生”に変えられる
そんな変化が起きると思っています。
■ 1000万円を目指す過程で手に入れたいもの
1000万円を貯めるという目標は、単なる数字ではなく、「生き方のリセット」に近い感覚です。
浪費癖を断ち切り、お金と冷静に向き合う。
その過程で得られる習慣や考え方こそ、本当の意味での“資産”だと思っています。
具体的には、こんな力を身につけたい。
- 「本当に必要なもの」を見極める判断力
- 目先の快楽より、未来の安心を優先できる思考
- 小さくても積み上げ続ける忍耐力
- そして、お金に振り回されない“自信”
この4つが揃えば、仮に相場が下がっても、収入が減っても、焦らない自分でいられる。
そうなれたとき、1000万円という数字を超えて、もっと大きな“生きる安心”を手に入れられる気がしています。
■ 最後に:浪費癖の僕でも、変われるのか?
正直、すぐに1000万円なんて貯まるわけがありません。
これまでの浪費癖の反省もあって、焦らず、ひとつずつ積み重ねていくしかないと思っています。
でも僕は、過去の失敗があるからこそ、強くなれるとも思っています。
衝動に負けて後悔した経験があるからこそ、次は理性で選びたい。
FXで大きく失ったからこそ、“減らさないお金の作り方”に興味を持てた。
そんな風に、すべての後悔を“学び”に変えていけたら、それこそが僕にとっての「資産形成」なんだと思います。
資産1000万円。
それは単なるお金の目標ではなく、
「お金をコントロールできる自分になる」ための通過点。
このブログでは、その道のりを記録していきます。
浪費癖だった僕でも、積み上げれば変われるということを、証明したい。
そう思っています。
※本記事は筆者個人の経験と考えをもとに執筆しています。
投資判断はあくまで自己責任で行ってください。
株式・投資信託などの金融商品には元本割れなどのリスクがあります。

