貯金が続かない。
何度も「今度こそ」と思って始めて、
気づけばまた元に戻っている。
残高を見てため息をつき、
「やっぱり自分はダメだな」と自己嫌悪する。
僕は、この繰り返しを何度もやってきました。
貯金の本やSNSの発信を見ては、
- 先取り貯金をしよう
- 無駄遣いをやめよう
- 目的を決めよう
頭では分かっているつもりなのに、
なぜか続かない。
今回は、何度も貯金に失敗してきた僕自身が、あとから気づいた「共通点」について正直に書きます。
今まさに「またダメだった」と感じている人にこそ、読んでほしいです。
貯金が一番しんどかったのは「最初」じゃなかった
貯金が続かない理由として、
よく言われるのが「最初の我慢がつらい」という話。
でも、実際に一番きつかったのはそこじゃありませんでした。
本当にしんどかったのは、少し続いたあとに何も変わらない現実に気づいた瞬間です。
- 数ヶ月我慢した
- 外食も減らした
- 欲しいものも我慢した
それなのに、
通帳の数字は思ったほど増えていない。
「これだけ我慢して、これだけ?」
そう思った瞬間、
心のどこかでプツッと糸が切れました。
原因①「貯金すれば安心できる」と期待しすぎていた
何度も失敗して気づいた一つ目の共通点は、
貯金に「安心」を期待しすぎていたことです。
正直、こう思っていました。
「貯金が増えれば、不安は消えるはず」
「お金があれば、気持ちも安定するはず」
でも現実は違いました。
少し貯金が増えても、
- 将来への不安は消えない
- 仕事のストレスは減らない
- 比較する対象が変わるだけ
不安は形を変えて残る。
このギャップが、
「こんなに我慢しても意味ないじゃん」
という浪費につながっていました。
原因②「浪費=意志が弱い」と思い込んでいた
二つ目の共通点は、
浪費を性格や意志の弱さの問題だと思い込んでいたことです。
でも、今ならはっきり言えます。
浪費していた時の自分は、
意志が弱かったわけじゃない。
- 仕事で消耗していた
- 常に我慢していた
- 気持ちの逃げ場がなかった
その結果、
一番手っ取り早く気分が変わる行動=お金を使う
を選んでいただけでした。
自分を責めるほど、
余計に苦しくなって、また浪費する。
この負のループに、何度もハマっていました。
僕はこの頃、
浪費よりも「自分を責める癖」のほうが問題だったと、あとから気づきました。
👉 浪費癖が治らなかった本当の理由
原因③ ゴールが遠すぎて現実感がなかった
「お金に困らない生活」
「将来の安心」
こうした目標を立てていた時期もあります。
でも正直、
遠すぎて、実感が湧かなかった。
今日コンビニで何を買うか、
今月の支払いをどうするか。
そんな現実の前では、
「将来のために我慢しよう」という言葉は、あまりにも弱かった。
結果、
- 今日はいいか
- 今月は仕方ない
- 来月から頑張ろう
という先送りが積み重なっていきました。
原因④ 完璧にやろうとしすぎていた
貯金が続かなかった最大の原因は、これかもしれません。
- 家計簿は毎日完璧につける
- 無駄遣いはゼロ
- ルールは厳しく
最初は気合が入っているのでできます。
でも、一度でも崩れると、
「もうダメだ」
「せっかく頑張ったのに」
そう思って、全部を投げ出す。
0か100かで考えていたことが、
何度も失敗した原因でした。
僕自身、この「完璧主義」を手放すまでにかなり時間がかかりました。
実際にどんな考え方をやめて、何を意識するようにしたのかは、別の記事で詳しく書いています。
👉貯金より“お金の使い方”を整えるべき理由
それでも気づけた一つの事実
何度も失敗して、
ようやく腑に落ちたことがあります。
貯金が続かないのは、
能力の問題じゃない。
生活、感情、ストレス、期待値。
それらを無視したまま、
数字だけを追っても続かない。
僕は今も、
完璧に貯金できているわけじゃありません。
それでも、
- 失敗しても戻ってくる
- 一度崩れてもやめない
僕が今も意識しているのは、完璧な管理ではなく「戻ってこられる仕組み」です。
具体的にやっていることは、
こちらにまとめています。
👉貯金できない人が最初にやるべきは『貯蓄口座』|自動で貯まる仕組みを徹底解説
まとめ|浪費癖の正体は「ダメな自分」じゃなかった
貯金が続かない浪費癖の原因は、
- 安心を期待しすぎていた
- 自分を責めすぎていた
- 完璧を求めすぎていた
貯金は、
人生を一気に変える魔法じゃありません。
でも、
やめなければ、ゼロにはならない。
何度崩れても、また戻ってくればいい。
その繰り返しが、
いつか「続いている状態」になります。
今はまだ途中でも、それでいい。
今日もまた、
一歩だけ戻ってきましょう。

