「スマホを格安SIMにした」
「保険を見直した」
「サブスクも解約した」
それなのに、なぜか貯金は増えていない。
むしろ以前とほとんど変わらない。
もしあなたが今、こんな違和感を抱えているなら
それは決しておかしなことではありません。
なぜなら、これは数年前の僕がまったく同じようにハマった状態だからです。
世の中ではよく言われます。
「まずは固定費を下げろ」
「固定費は一度見直せば、効果がずっと続く」
実際、これらは間違っていません。
僕自身も、
かなり本気で固定費を削りました。
それでも、貯金はできなかったのです。
この記事では、
固定費を節約した“つもり”だった僕が、
なぜお金を貯められなかったのか。
その原因と、後から気づいた本当の問題を、体験談ベースでお話しします。
固定費を見直したときの、あの「やった感」
当時の僕は、「よし、いよいよ本気でお金と向き合おう」と思っていました。
ネットや本で調べて、
まず手をつけたのが固定費でした。
- スマホを大手キャリアから格安SIMへ
- 使っていないサブスクを解約
- よく分からないまま入っていた保険を見直し
月にすると、
1万円以上は確実に下がりました。
「これで毎月1万円は浮く」
「年間にしたら12万円も違う」
正直、この時点でかなり満足していました。
もう貯金できる側に入ったような気分だったのです。
数ヶ月後、なぜか何も変わっていなかった
ところが、です。
数ヶ月後に口座残高を見て、僕は首をかしげました。
「……あれ?」
「思ったより、全然増えていない」
固定費は確実に下がっている。
収入も変わっていない。
それなのに、
貯金額はほぼ横ばい。
「おかしいな」
「ちゃんと節約しているはずなのに」
この違和感が、ずっと消えませんでした。
理由① 固定費を下げたことで「気が緩んだ」
後から気づいた一つ目の理由は、
固定費を下げたことで、気が緩んでいたことです。
「もう毎月節約できている」
「これくらいなら大丈夫」
そう思った瞬間から、
日々の支出に対する意識が雑になっていました。
コンビニでの買い物。
なんとなくの外食。
ちょっとしたネットショッピング。
一つひとつは小さいですが、
「固定費を下げた分」を、
無意識に使い切っていたのです。
理由②「浮いたお金」の行き先を決めていなかった
固定費を下げたとき、
僕は一つ大きなことを忘れていました。
浮いたお金を、どうするか決めていなかったのです。
ただ漠然と、
「そのうち貯金になるだろう」
と思っていました。
ですが現実は違いました。
行き先の決まっていないお金は、
必ずどこかに消えていきます。
固定費を下げたことで生まれた余白は、
貯金ではなく、生活の中に溶けていました。
理由③ 固定費節約が「ゴール」になっていた
これが、今振り返って一番大きな原因です。
僕の中では、
固定費を下げた時点で、ミッション完了になっていました。
・もうやることはやった
・あとは自然に貯まるはず
そんな感覚です。
ですが、固定費の節約は、
貯金のスタートラインにすぎません。
それをゴールにしてしまったことで、
その先の行動が、完全に止まっていました。
理由④ 数字を「実感」できていなかった
固定費は、見直した直後は達成感があります。
ですが、
毎月リアルに減っていく感覚はありません。
請求額は下がっているはずなのに、
生活の手触りはあまり変わらない。
その結果、
- 本当に効果が出ているのか分からない
- 節約している実感が薄れる
- 気づけば意識が元に戻る
こうして、節約の効果が「空気」になっていました。
後から気づいた、固定費節約の正しい位置づけ
何度も失敗して、ようやく分かりました。
固定費の節約は、
「貯金を生み出す装置」ではありません。
「貯金をしやすくする土台」です。
土台だけ作って、
その上に何も乗せなければ、
当然、何も生まれません。
僕がやり直したことは、意外とシンプルでした
固定費を下げたあと、
僕がやり直したのは、難しいことではありません。
浮いた分を「なかったもの」として扱う
これを徹底しました。
固定費を下げる前と、
生活レベルを変えない。
「浮いた分で少し楽をしよう」
この発想を捨てました。
すると初めて、
「固定費を下げた意味」が、
数字として実感できるようになったのです。
まとめ:固定費節約は、魔法ではありません
固定費を節約しても貯金できなかったのは、
僕がだらしなかったからではありません。
固定費に過剰な期待をしていただけです。
・固定費を下げれば貯まる
・一度見直せば安心
こう思っていると、
現実とのギャップに苦しみます。
固定費の節約は、
貯金の「主役」ではありません。
ですが、
正しく使えば、確実に味方になります。
もし今、
「自分も同じかもしれない」と感じたなら、
それは失敗ではありません。
次に進む準備ができたサインです。
この記事は、
『お金の管理ができない20代会社員が、最初に捨てるべき習慣3つ』
というテーマの一部です。
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