夜、スマホで口座残高を確認する。
「……え、もうこんだけ?」
給料日からまだ10日も経っていない。
家賃とカードの引き落としを差し引くと、自由に使えるお金はほとんど残っていない。
その瞬間、頭に浮かぶのはこの言葉。
「もっと節約しなきゃ」
「来月こそは貯金しよう」
でも、何度も同じことを繰り返してきた。
節約を決意しても、
ストレスが溜まり、
結局どこかで一気に使ってしまう。
そして最後に残るのは、
「自分はダメだ」
「お金の管理もできない」
という自己嫌悪だけ。
もしあなたも、
節約しているのにお金が残らない
貯金しようとするほど苦しくなる
と感じているなら、原因ははっきりしています。
それは――
貯金から始めようとしているから。
実は、貯金ができない人ほど
“お金の使い方”が整っていない。
そして多くの20代は、
この順番を間違えたまま苦しみ続けています。
結論:貯金は“ゴール”、使い方は“土台”
最初に結論を言います。
お金は「残そう」とするより、
「どう使うか」を整えた方が、
結果的に貯まります。
なぜなら、
使い方がめちゃくちゃな状態で
いくら節約しても、反動が必ず来るからです。
僕もそうでした。
- コンビニに毎日寄る
- サブスクは放置
- 使った記憶もないカード明細
それなのに、
「貯金しなきゃ」
「もっと我慢しなきゃ」
と、自分を追い込んでいました。
でも、ある時気づいたんです。
問題は“収入”でも“意志”でもなく、
お金の使い方そのものだった。
なぜ「貯金から始める」と失敗するのか
① 我慢は長く続かない
貯金を意識すると、
多くの人はこうなります。
- 無駄遣いは一切NG
- ご褒美は禁止
- 楽しみを削る
最初は頑張れます。
でも、感情は溜まっていく。
ある日、仕事で嫌なことがあった夜。
そのストレスを解消するために、
ついお金を使ってしまう。
そしてこう思う。
「もういいや」
「どうせ自分は続かない」
これは意志が弱いからじゃありません。
我慢ベースの設計が間違っているだけ。
② お金の不安は“使い方”から生まれる
実は、
人が感じるお金の不安の正体は
「何に使っているか分からない」
この状態です。
- なんとなく使っている
- 目的がない
- 気づいたら減っている
この“曖昧な支出”が、
不安と自己嫌悪を生みます。
新しい考え方:お金は“減らすもの”ではなく“使う設計”
ここで、価値観を一つ変えてみてください。
お金は、守るものではなく、
人生を動かすために使うもの。
貯金は大事です。
でも、それは「結果」であって「スタート」ではありません。
まず整えるべきなのは、
あなたのお金の使い方のルールです。
20代がまずやるべき3ステップ
ステップ①「無意識の支出」を可視化する
まずやるべきは、節約でも貯金でもありません。
“何に使っているか”を知ること。
家計アプリやクレカ明細を見て、
- よく分からない支出
- 記憶にない支出
を洗い出してください。
これだけで、
お金の不安は一段階減ります。
実はこの「無意識に使ってしまうお金」には、
多くの20代が共通してハマる思考パターンがあります。
僕自身も、
なぜかお金が減る
使った記憶がない
という状態を何年も繰り返していました。
もし、
「自分もまさにこれかも…」
と感じたら、
👉浪費癖が直らない20代の原因とは?|お金の使い方が下手な人の共通点と改善策
で、無意識の支出が生まれる仕組みを一度整理してみてください。
ステップ②「感情が動く使い道」を決める
次にやるのは、
“自分が納得できるお金の使い方”を決めること。
例えば、
- 学び
- 健康
- 自分の時間
など、
「これは使ってOK」と決める。
すると、
ムダな支出に罪悪感がなくなり、
逆にどうでもいい出費が減っていきます。
ステップ③ 先に“残す”仕組みを作る
最後に、
使い方が整った状態で
自動で貯まる仕組みを作ります。
給料が入ったら、
一定額を別口座へ。
考えなくても残る状態を作る。
これで初めて、
貯金は“苦しいもの”から
“当たり前の結果”に変わります。
まとめ:貯金は「我慢の証明」じゃない
お金が残らなかった過去は、
あなたの失敗ではありません。
ただ、順番を間違えていただけ。
- 使い方を整える
- 感情と向き合う
- 仕組みで残す
この順番に変えるだけで、
お金との関係は一気に楽になります。
貯金は、我慢の結果じゃない。
整った使い方の“副産物”です。
今日から、
“減らす”より“整える”を選びましょう。
もし今、
「結局、自分はどこから立て直せばいいんだろう」
と感じているなら、
ここで一度、全体像を整理してもいいかもしれません。
👉 貯金できない20代の原因と解決法|心理・習慣から立て直す完全ガイド
では、
なぜ貯金ができなくなるのか、
どこで順番を間違えやすいのかを、
20代目線でまとめています。

