はじめに|ちゃんと考えてるのに、お金だけが残らない
無駄遣いしている自覚はない。
むしろ、気をつけている方だと思う。
・高すぎる買い物は避けている
・浪費家ではないと思っている
・貯金の必要性も理解している
それなのに、
月末になると残高が不安になる。
「こんなに使ったっけ?」
「何に消えたか説明できない」
この感覚が続くと、最終的に行き着くのはこの結論です。
「自分はお金の使い方が下手なんだ」
でも、ここで一度立ち止まってほしい。
お金が貯まらない原因は、
金銭感覚の欠如でも、意志の弱さでもありません。
ほとんどの場合、
自分でも気づいていない思考のクセが、判断を歪めています。
実は、貯金ができるかどうかは「いくら貯めるか」よりも、
その前段階であるお金の使い方の整え方でほぼ決まります。
考え方から立て直したい人は、こちらも参考にしてください。
👉 貯金より“お金の使い方”を整えるべき理由|20代がまずやるべき3ステップ
【自己診断】当てはまったら危険度チェック
まずは、深く考えず直感でチェックしてみてください。
| チェック項目 | YES / NO |
|---|---|
| 「これは必要経費だから仕方ない」と思うことが多い | |
| 1,000円以下の出費はあまり覚えていない | |
| 節約は「我慢すること」だと思っている | |
| 頑張った日はご褒美をあげたくなる | |
| 使ったあとに後悔して、そこで思考が止まる |
YESが3つ以上当てはまったなら、
お金が貯まりにくくなる思考パターンに、かなり深くハマっています。
ただし、安心してください。
これは「直せる問題」です。
思考パターン①|「これは必要経費だから仕方ない」
お金が貯まらない人ほど、
出費の正当化がうまい傾向があります。
・仕事で疲れているから
・ストレスが溜まっていたから
・将来のための自己投資だから
どれも一理あります。
問題は、一切疑わなくなることです。
「必要」とラベルを貼った瞬間、
その支出は検討の土俵から消えます。
結果、
毎月ほぼ同じ金額が、
同じ理由で静かに消えていく。
お金を失っているというより、
考えることを放棄している状態です。
思考パターン②|「少額だからノーカウント」
500円、800円、1,200円。
この価格帯は、
人の判断力を最も鈍らせます。
・コンビニに入ったついで
・気分転換のコーヒー
・「まあいいか」の積み重ね
頭の中では、こう処理されています。
「誤差みたいなもん」
しかし月末、
あなたの通帳から消えているのは、
この誤差の山です。
大きな浪費をしない人ほど、
小さな出費が無防備になります。
こうした「誤差の積み重ね」を止めるには、気合ではなく、具体的な行動ルールが必要です。
実際に効果があった方法は、こちらで詳しくまとめています。
👉 無駄遣いを減らす方法|20代が効果を実感した3つの習慣
思考パターン③|「我慢すれば、そのうち貯まる」
これは真面目な人ほどハマります。
節約=耐えること。
欲しいものを抑え込むこと。
確かに短期的には効果があります。
でも、我慢には限界があります。
仕事が忙しい日。
嫌なことがあった日。
頑張りが報われなかった日。
その瞬間、反動が一気に来ます。
「今日はいいよね」
「これくらい許して」
結果、
節約 → 浪費 → 自己嫌悪。
お金が貯まる人は、
我慢ではなく納得できる基準で使います。
思考パターン④|「頑張った自分へのご褒美」
ご褒美自体は悪ではありません。
問題は、
頻度と条件が曖昧なことです。
・疲れたらご褒美
・忙しかったらご褒美
・気分が落ちたらご褒美
これが続くと、
ご褒美は「例外」ではなく「日常」になります。
いつの間にか、
達成感より消費が主役になる。
思考パターン⑤|「使ったあとに後悔して終わる」
後悔できる人は、
一見すると成長しているように見えます。
でも実際は、
自分を責めて終わっているだけのことが多い。
・また無駄遣いした
・だから自分はダメなんだ
これでは、行動は変わりません。
必要なのは反省ではなく、
分析です。
実は、ここで立ち止まれずに
何度も同じ後悔を繰り返していた時期がありました。
そのときに気づいた共通点は、こちらで正直に書いています。
👉 貯金が続かない浪費癖の原因|何度も失敗した僕が気づいた共通点
お金が貯まる人は「判断の間」を持っている
お金が貯まる人は、
常に節約モードなわけではありません。
ただ、使う前に一瞬止まります。
- これは何を解決したい出費か
- 満足はどれくらい続きそうか
- 同じ使い方を半年続けたらどうなるか
この「間」が、
未来の差を生みます。
まとめ|お金の使い方は性格ではなく、無意識の癖
お金が貯まらないのは、
あなたの能力や性格の問題ではありません。
ただ、
無意識の思考パターンがあるだけ。
今日からできることは一つ。
「今、このお金は何を満たそうとしている?」
この問いを挟むだけで、
お金の流れは確実に変わり始めます。

